足の骨折治療は「むくみ」との戦い

足の骨折はむくみとの闘い 骨折を早く治す

足を骨折すると、患部にむくみが発生します。このむくみは治療の大敵なので、とにかくむくみが発生しないようにするのがひとつのポイントです。
足がむくんだ状態を放置していると治りが悪くなるそうで、そのあたりの注意喚起をしておきたいと思います。

足にむくみが発生する理由

体内の水分は引力に引っ張られるため、足を下にしていると水分が溜まっていきます。健康であれば筋肉が動くことで水分がポンプのように循環することでむくみは起きにくいんですが、飲み過ぎた翌朝など通常と違う環境になるとむくんだりしますね。
足を骨折すると患部付近で炎症が起き、またギプス固定のために筋力が落ちます。しかも足は下に向けていることが多いため、水分が溜まったまま循環しにくく、むくみになるわけです。

むくみを放置するとダメな理由

足の骨折治療中は、ちょっと油断しているとすぐにむくみが発生します。こちらは、左足と右足の比較です。

骨折している右足のほうが明らかに肌の色が悪いですし、ふっくらと膨らんでいるように見えます。実際に触るとぷにぷにとした感じで、余計な水分が溜まっていることが分かります。デスクに向かって椅子に数時間座って仕事をしていたら、こんな状態になりました。
これはイカンということでむくみ解消のマッサージをすると、すぐに元に戻ります。

マッサージの方法は、実にシンプル。足先から中の水分を追い出すように足の付け根に向けてさすってやると、見る見る肌の色が変わってむくみもなくなります。健康であればこれを筋肉がやってくれるわけですが、骨折治療中は手でやってやる必要があります。
むくみが起きても放置しているとどんどん水分の巡りが悪くなって、少々のマッサージでは元に戻りにくくなるそうです。そうなると血行が悪くなって骨折の治りも悪くなるため、むくみは大敵です。

むくみを解消するためにできること

先ほど少し触れたように、むくみが起きたらマッサージが効きます。見るからに肌の色が変わるので、きれいな肌色になるまでやるのがいいと思います。それ以前にむくみが起きないようにするために重要なのが、挙上です。挙上についての詳しい解説は、こちらをどうぞ。

心臓よりも患部を高い位置にすることで引力で余計な水分を流し、むくみを防止します。今ではあまり意識しなくても良くなりましたが、骨折直後や手術直後はむくみがひどかったので、寝る時はもちろん、日中でもむくみがひどくなってきたら横になって挙上をしていました。
今は全体重をかけて歩けるようになったこともあって、足を下にした状態に慣らしていくこともリハビリの一環になっています。そのため頻繁に挙上をしたりといったことはないですが、以前ほどひどいむくみは起きなくなっています。リハビリ師曰く、筋肉や骨が動くようになってきてポンプの機能も回復しつつあるからだそうです。