スーパー、商業施設の車椅子事情

骨折を早く治す

足を骨折すると、これまで意識しなかったようなことが気になったり、注目していなかったことに気づいたりします。そのひとつとして、今回はスーパーや商業施設などの車椅子事情に触れたいと思います。

人生初の車椅子だけに、事情が分からない

車椅子=足が不自由な人のためのものといいうイメージがありますが、私のように骨折によって一時的に車椅子があると便利な人もいます。日常的に車椅子を使っている人は自前の車椅子でスーパーなどに行くと思うので、スーパーがバリアフリーになっていれば車椅子フレンドリーということになります。
しかし、私の場合は日常的に車椅子を使っているわけではなく、一時的なことだけに、自前の車椅子を持っていません。病院に行けば外来ロビーに無料で借りられる車椅子があるので快適なんですが、他の施設ってそのあたりはどうなってるのか・・・?
それが分からないので、まずはネット検索からやってみることにしました。

ネット検索でも分からない、車椅子の貸し出し事情

自宅から近いスーパーについて、片っ端から「レンタル 車椅子」などの検索をしてみたんですが、だいたい出てくるのは介護用品レンタルの会社や店のサイト。そうじゃなく、スポット的にスーパーにいる間だけ借りられるのかどうかを知りたいんです。
結局、ネット検索やChatGPTでは満足のいく答えが得られず、「スーパーに行っても車椅子を借りるのは無理」と結論づけてスーパーに向かいました。松葉杖で行動できれば行動して、難しければクルマに戻って休んでいようという話になりました。

当たり前のように置いてある車椅子

実際にスーパーに行ってみると・・・無料で使える車椅子があるではないですか!このスーパーしか写真を撮れませんでしたが、他のスーパーにもこんな感じで「当たり前のように」車椅子が置かれていました。店の人に聞いたら「ご自由にお使いください~」とのことで、特に申請も要らないようです。
確かに、車椅子から下がっている札にも「ご自由にご利用くださいませ」って書いてあります。

とはいえ、車椅子の広げ方もよく分からないので四苦八苦していると、見ず知らずの人がサクッと広げれくれました。聞けば自宅に要介護の人がいたのでお手の物とのことでした。スーパーも見ず知らずの人も、皆さん優しくて素敵です。

車椅子目線のスーパーは気づきの連続

晴れて無料レンタルの車椅子に乗車したわけですが、車椅子目線から見るスーパーはまさに別世界。新しい気づきの連続でした。

気づき① 目線が低くて高いところ、奥に手が届かない

スーパーの商品は、大人が立っている目線に最適化されています。それは車椅子に乗ってみるとよく分かります。高いところにある商品には手が届きませんし、鮮魚や肉など平たい冷蔵庫の奥にある商品にも手が届きません。私の場合は松葉杖もありますし、片足で立てば手が届きますが、全く車椅子から立つことができない人にとっては永遠に手が届かない商品があることになります。

車椅子目線で見た、スーパーの店内です。手前のサラダは全部手が届きますが、奥の野菜はおそらく上のほうまでは手が届きません。
これ、あんまりそういう人たちからの不平を聞いたことがないんですが、どうしているんでしょうか?

気づき② ギプス側の足がめっちゃ冷える

もうひとつ気づいたのは、スーパー全体がほぼ冷蔵庫のようなものだということ。生鮮食品が多いので当然そうなるんでしょうけど、ギプス側の足は実質的に裸足なので、めっちゃ冷えます。
しかし、サンダルで来店している人も実質裸足です。私も夏はそんな出で立ちでスーパーに行くのが普通ですが、足が冷えると思ったことはありませんでした。ギプス側の足は血行が悪く、しかも動かすことがないので冷えやすく、そこにスーパーの冷気が当たるので冷えたんだと思います。

左足もクロックスなので実質裸足ですが、冷えを感じたのは右足だけです。足を骨折してギプス状態でスーパーに行く方は、足先の冷えにご注意を。